【婚活テクニック21】女性の記憶に残る自己紹介

2.婚活テクニック

~記憶に残らなければ敗者と思え~

はじめに

『”アピールしてるつもり”になってませんか?』

婚活パーティー、マッチングアプリ、合コン、友人の紹介──。
どんな出会いの場でも最初に訪れるのが「自己紹介」です。

しかし、40代・50代の男性がやりがちな失敗があります。
それは、「無難」「当たり障りがない」「印象に残らない」。
つまり、“記憶に残らない自己紹介”をしてしまうことです。

婚活の現場では、女性は一度に何人もの男性と会います。
たとえ数分でも、そこが勝負。
「覚えてもらえない=存在しなかった」と同義なんです。

多くの男性が「緊張して話せない」「何を言えばいいかわからない」と言いますが、
自己紹介は才能ではなく準備の問題
そして、婚活だけでなく仕事にも通じる“自分を売るスキル”なのです。

今回は「女性の記憶に残る自己紹介」をテーマに、
印象を強く残すための実践テクニックを解説していきます。

なぜ多くの男性は「印象に残らない」のか

S雄さん
S雄さん

先生、こないだ婚活パーティーに行ってみたんです。
でも、いざ自己紹介しても女性のリアクションが薄くて、
「また頑張ってください」
みたいな雰囲気で終わっちゃたんです。

L先生
L先生

なるほど。
S雄さんは、女性にどういう自己紹介しています?

S雄さん
S雄さん

多分、普通だと思うのですが
「○○区に住んでます。営業の仕事をしてます。
 趣味は映画鑑賞とドライブです」
…みたいな感じです。

L先生
L先生

あー。
それ、まさに“婚活の墓場テンプレ”ですね(笑)。
悪くないけど、これでは女性の記憶に残らない

S雄さん
S雄さん

う…やっぱりそうですよね。
じゃあ、どうすれば印象に残るんですか?

L先生
L先生

ポイントは3つ。
「具体性」「感情」「フック」です。
無難な情報ではなく、“あなた自身の人間味”を出すことを意識しましょう。

💡L先生の考察
多くの男性が「人柄」を語らず、「情報」を並べてしまう。
「仕事」「趣味」「住まい」などは他の男性と被りやすく、差別化にならない。
印象に残すには、具体的なエピソードと感情の温度が必要です。

自己紹介の目的は女性に「覚えてもらうこと」。
そのためには、単なる自己説明ではなく「小さなストーリー」を話すことが重要です。

例:
❌「趣味は映画鑑賞です。」
⭕「休日は、昔の邦画を観ながらコーヒーを淹れる時間が一番の癒しです。」

わずか20文字の違いでも、情景が浮かび、個性が出る
「誰かと被らない内容」を意識するだけで、印象は劇的に変わります。

また、感情表現も大切です。
「好き」「楽しい」「癒される」など、ポジティブな言葉を織り交ぜると、
話す側の雰囲気が柔らかくなり、親近感が生まれます。

自己チェックリスト:印象

・✅「仕事」「趣味」「住まい」だけの紹介になっている
・✅“エピソード”がない
・✅感情表現が少ない
・✅表情が硬い
・✅声が小さい
・✅「あなたらしさ」が伝わらない

✅4個以上当てはまった人:すぐ改善が必要。印象に残っていません。
✅2〜3個:改善すればチャンスあり。言葉を磨きましょう。
✅0〜1個:人柄で勝負できる自己紹介になっている可能性大。

女性の“記憶に残るフック”を作る

L先生
L先生

まずは、女性の記憶に残るフックを作ることからやってみましょう。

S雄さん
S雄さん

フックっていうのは、キャッチコピーみたいなものですか?

L先生
L先生

そうでう!
でも派手すぎる必要はありません。
「へぇ〜」と相手が反応したくなる一言を入れるだけでいいのです。

S雄さん
S雄さん

なるほど…。
たとえばどんな言葉がいいんです?

L先生
L先生

「最近料理にハマってて、休日はコトコト煮込んでます笑」とか、
「ドライブが好きなので、日帰りで温泉とか行ってます」とかですね。

S雄さん
S雄さん

確かに、それなら女性は“食いついて”くれそうですね!

L先生
L先生

そうです。
大事なのは“会話のきっかけ”を仕込むこと。
婚活では「覚えてもらう=会話の入口を作る」ことなんですよ。

💡L先生の考察
フックとは、あなたの人間性を象徴する「小さなキーワード」。
ユーモアや優しさ、知的さがにじむ一言は、それだけで他の男性と区別されます。

フックは短く・具体的・意外性がポイント。
難しく考えず、「自分の習慣や価値観」を一言で表現すればOK。

例:
・「夜風を浴びながら散歩するのが日課です」
・「映画を観ると必ず最後に感想メモを書くんですよ」
・「犬を飼ってるので、朝散歩が欠かせません」

こうした具体的な習慣を言葉にすることで、相手の頭に“あなたの映像”が浮かびます。

フックがあるだけで、女性は後で「あの人、犬の散歩の人だ」と思い出せる。
これが記憶に残る自己紹介の力です。

自己チェックリスト:フック

・✅自己紹介に「きっかけになる一言」がない
・✅印象に残る特徴を話していない
・✅無難すぎる表現ばかり
・✅相手の反応を気にしすぎている
・✅話に「感情」がない
・✅エピソードが短すぎる

✅5〜6個:印象が薄い状態。まずは“1つのフック”を考えよう。
✅3〜4個:意識を変えれば改善できる。メモして練習を。
✅0〜2個:好印象を与えられる素地あり。維持&ブラッシュアップ!

自分を“売る”スキルはビジネスと同じ

L先生
L先生

自分をアピールするのって、ビジネスでも似てるところがあります。

S雄さん
S雄さん

確かに、印象づけって営業トークと似てますね。

L先生
L先生

その通りです。
婚活も“プレゼン”みたいなものです。
自分を過小評価せず、どう伝えれば魅力が伝わるかを考えることが大事ですね。

S雄さん
S雄さん

でも、営業と違って恋愛は感情が絡むから、正直難しいですよね。

L先生
L先生

感情が絡むからこそ、“誠実な自己プレゼン”が効くんです。
作り話ではなく、「等身大の良さ」を丁寧に言葉にする練習をしましょう。

💡L先生の考察
婚活で結果が出る男性は、自己紹介を“準備”している人。
一方、失敗する男性は“その場のノリ”で話してしまう。
差は「事前練習」と「自分理解」の深さにあります。

「自己紹介=自分を売り込む」行為は、営業・面接・プレゼンと共通しています。
相手の印象に残るためには、構成・話す順序・トーンまで設計が必要です。

おすすめはこの流れ:

  1. 挨拶+笑顔(雰囲気を作る)
  2. 簡潔な自己紹介(名前・仕事)
  3. 人間味のあるエピソード(趣味・価値観)
  4. フック(興味を引く一言)
  5. 締め(「よろしくお願いします」など前向きな言葉)

また、話し方のテンポも重要。
一気に話さず、相手の反応を見ながら“間”を取ること。
この余裕が「落ち着いた大人の印象」を生みます。

自己チェックリスト:プレゼン

・✅自己紹介の流れを考えていない
・✅練習をしていない
・✅早口で話してしまう
・✅表情が乏しい
・✅「声のトーン」が一定
・✅締めの言葉が曖昧

✅5〜6個:完全に準備不足。録音して練習を!
✅3〜4個:構成を整えれば改善可能。動画で見直すのも◎
✅0〜2個:実戦型。細部を磨けば“印象力”がさらに上がります。

👉L先生の一言メモ

婚活の自己紹介は、“あなたの名刺”です。
無難な自己紹介は、無名のままで終わる。
恥をかいても、覚えてもらえれば勝ち。
「何を伝えるか」よりも「何が残るか」。

その視点で、自分の言葉を磨き直しましょう。

コメント